こんにちは! 武永隆です。
私は、某大学で実験動物を使った脳研究を1999年から進めている現役の脳研究者です。
現在、脳研究者としての脳科学の知見に基づいた組織の業務改善や意識改革のコンテンツで企業研修やセミナーに登壇しています。
また、一般の方に脳科学を仕事や生活に活かしてもらうため、メルマガ、ブログ、SNS、オンラインサロンなどで脳科学に関する情報発信もしています。
仕事をするには頭を使います。
生活するにも頭を使います。
頭を使っていないと思っても頭を使っています。
歩き方を考えなくても歩けますね。
寝ているとき夢を見ていなくても頭を使っています。
頭を使うのというのは、脳を使うということ。
ヒトは脳を使わずに生きていけません。
私を私にしているのは脳です。
脳はやわらかいシステムで経験で時々刻々と変わっていきます。
脳は楽な方に流れがちで、脳もそれに従って変わっていきます。
脳の使い方次第で脳の変わり方も変わるのです。
仕事が思うように進まないと思っていませんか?
脳にとって非効率なやり方になっているかもしれません。
脳を知ると自分に合ったやり方を考えられます。
昨今求められるイノベーションや創造性も脳ならではの機能です。
創造的な発想も脳の仕組みを理解すると身につけやすくなります。
仕事ではコミュニケーションがとても重要です。
チームメンバーとのやり取り。
組織運営でチームや部下のマネジメント。
顧客の心理。
それらはすべてヒト相手、つまり脳相手なのです。
コミュニケーションの柱は自己表現と他者理解。
脳を知るとコミュニケーションもうまく取れるようになります。
最近、心理的安全やウェルビーイングという言葉を耳にします。
余計な気遣いなく仕事に取り組める環境の重要性が認識されたようです。
ストレスは仕事に影響します。
ストレスが完全になくなることはないでしょう。
しかし、ストレスマネジメントで影響を小さくすることはできます。
ストレスを感じているのは脳です。
脳を知るとストレスとの付き合い方もわかってきます。
脳科学と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
「難しそう」とか「賢くなるのに役立ちそう」とか思われる方が多いようです。
また、残念ながら間違った理解をされている場合も少なからず見られます。
とりあえず、脳科学は心理学を脳の機能で裏打ちするものと思っていただければ大丈夫です。
私が提供している脳科学は、難しいわけでも賢くなるための脳トレでもありません。
脳を正しく知ることで組織や個人の能力を最大限に引き出せるようになります。
脳研究者である私がそのためのサポートをさせていただきます。
昨今、脳ブームで脳に対する興味が高まっていますが、怪しい情報がよく見られます。
これには、専門家が正しい情報を提供して来なかったことも要因の一つだと反省しています。
専門家や科学ジャーナリズムが正しい情報をもっともっと提供する必要があると考えます。
市場やビジネスモデルのグローバル化により、古きよき日本人の慣習や阿吽の呼吸が通用しなくなってきました。
日本だけでなく世界的にも豊かになり、モノもあふれて、人々が求める商品やサービスなどニーズが多様化しています。
これに、新型コロナ、急速な少子高齢化、震災復興、エネルギー問題、財政赤字など、どれか一つでも厳しい難題を一気に丸抱えした状況です。
スペックだけで選ぶ時代ではなくなりました。
どの商品を買うか、どのサービスを受けるかの判断には、スペック以外の要素が強くなってきたのです。
商品やサービスのイメージが選ばれるかどうかを左右しています。
具体的には、評価サイトの評価や口コミ、CMしているタレント、信頼している人からの情報、誰から買うか、などなど。
イメージするのは脳です。
したがって、脳のことを知らないと、せっかく良い商品やサービスを作っても選んでもらえないことになりかねません。
モノや情報が溢れた現代では、消費者自身、何が欲しいか分かっていません。
ですから、消費者にアンケートをとっても求められるモノや情報を知ることはできません。
どうしたらよいでしょうか?
作る側が提案して、それを消費者に判断してもらうしかないでしょう。
作る側がイノベーティブであり、創造的でなくてはならないのです。
そのためにも脳を知る必要があります。
脳科学でコミュニケーションも改善できます。
高度成長期は、取り組むべきことが決まっていて、それを着実に推進することが利益や成長につながっていました。
しかし、現代では上記のように顧客が求めるものが多様化し、取り組むべきものが定めにくくなっています。
このような状況では、上意下達でマネジメントすることは、カリスマ的な経営者でない限り自滅の道を歩むことになるでしょう。
組織の個々のメンバーが情報収集し、思考し、行動することで前に進むべきなのです。
上司と部下や、部下どうしの関係性が円滑な組織運営が必須となります。
部下や上司や同僚がどう考えているか、どう感じているかを常に意識しないといけません。
考えたり感じるのは脳です。
したがって、脳のことを知らないと、利益や成長につながる組織運営ができないのです。
こういった状況を打開するには、これまでのやり方を踏襲するとか惰性では立ち行けないのは明らかです。
今こそ、それぞれの分野で、それぞれの人が精一杯、頑張らないといけません。
私は専門の脳科学をビジネスや生活に活かす形で微力ながら貢献できないかと模索しています。
マクロとしての市場さえ意識すればよかった時代とは異なり、個々のヒトをよく見るべき時代です。
経済活動は人間活動であって、脳や心を無視するわけにはいきません。
ビジネスに関わるあらゆるデータを科学的に分析するのはもちろんのこと、ヒトの心理や脳の機能を理解することも併せて必要なのです。
脳科学を役立てるには、脳科学を知らないといけません。
当たり前なことですが、これが意外と難しいです。
上述の通り、怪しい情報がたくさんあって、何が正しいのか区別つけづらいからです。
その真贋を見極める目を持ち、新たな研究情報の価値を見出すには、正しく知ることで、脳科学リテラシーを身につけなければなりません。
脳科学の知見を提供するだけでなく、ビジネス現場での知見を脳科学にフィードバックして反映させて、脳科学の発展にも寄与できたらなあ、、とも考えています。
皆様のお役に立てますよう努めて参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
武永隆 拝
【諸データ】
・1969年生
・血液型:0型
・居住地:大阪
・好きなスポーツ:テニス、ビリヤード
・好きな食べ物:トンカツ、天ぷら、島らっきょう、胡麻豆腐、ケーキ
・好きな果物:二十世紀梨
・好きなアーティスト:HEART, Phil Collins, Deep Purple, Bobby Caldwell, Chicago, Yes, YMO, Billy Joel,…
・好きな作曲家:バッハ、モーツァルト、ヴィヴァルディ、コレルリ、ストラビンスキー、ベートーベン、ブラームス、…
・好きな演奏家:グレン・グールド、小澤征爾、セルジュ・チェリビダッケ、ヘンリク・シェリング、…
・Twitter: @takenagatakashi
※ 「武永隆」はペンネームで、本職は大学教員です。
【活動実績】
・企業内研修: 企業内の研修やセミナーでも講演実績があります。
・脳科学系セミナー: 大阪を拠点とし、東京、熊本、広島を含め多数開催。
・メルマガ発行(武永隆の【1分脳コラム】)
・本名で著書もあります。
【教育実績】
大学での講義・実習に1999年から本格的に従事。
【学術的な実績】
・学位:博士(理学)
・専門学術誌掲載の原著論文(査読付き)16編
・国際会議発表論文:20編
・国内学会・研究会発表:多数