服はスリムに見えるストライプに限る?
服を買うとき、視覚的な効果を意識すること、ありますよね。
白は膨張色だからやめといて、締まって見える黒にするとか。
縞模様の縦横も気になりますよね。
横縞のボーダーよりも、縦縞のストライプの方がスリムに見えるので、ストライプにするとか。
本当にそうなのでしょうか?
単純にストライプがスリムに見える、とは限らないようです。
オッペル・クント錯視
オッペル・クント錯視をご存知でしょうか?
これ ↓↓↓ です。
A~B と B~C の長さは同じなのですが、そう見えますか?
A~B が、B~C よりも長く見えたりしませんか?
ん? そうは見えない?
クルッと回して、左右を入れ替えた方がそう見えやすい場合もあります。
どうでしょう?
これなら、A~B が、B~C よりも長く見えますか?
これが、オッペル・クント錯視です。
同じ長さだと、空間が分割されている方が長く見えるのですね。
ボーダーもオッペル・クント錯視で長く見える
なぜ、そう見えるかというのも、まだちゃん分かっているわけではないですが、
いろいろな考え方は提案されています。
たくさん縦線があると、情報処理も多くなり空間的な大きさを感じさせる、とか、
分割された間隔を足し上げて全体の長さとするが、それぞれの間隔をきっちり測れず
曖昧な部分があるから、それを合計した全体は長く見える、とか。
冒頭の、服を買うときの話で、スリムに見せるにはストライプを選ぶべき?
という話を思い出してみましょう。
このオッペル・クント錯視を応用すると、ボーダーでは縦方向が分割されますので長く、
つまりスリムに見えるということになります。
ただ、実際にはそんな単純な話ではなく線の太さや本数なども影響しますので、
ストライプを選べば必ずスリムに見えるというわけでもありません。
ストライプの方がスリムに見えるはず!という先入観を取り払って、
ボーダーも試してご自身の感覚でコーディネートしていただけたらと思います。
脳科学でビジネスライフを快適に!
では、また!
(了)
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